2022年08月10日(水)
京都市ビジターズホストがおススメする 京の七夕2022関連スポット巡り(※こちらのイベントは終了しました)
日本の夏のお祭りのひとつといえば、七夕まつり。京都でも旧暦の七夕の時期に合わせて「七夕まつり」を各地で開催しています。今回は暑さのやわらぐ夕方から夜にかけて楽しめる「京の七夕2022」の関連スポットをめぐってきました。
暑い日中の時間帯には外出が難しい小さなお子さんやご家族連れにもおすすめの、ひんやりスポットをご紹介します。
京都水族館 夜のすいぞくかん
2022年に開館10周年を迎えた京都水族館では、4月から11月までの土・日・祝日と夏休み期間中に「夜のすいぞくかん」を開催しています。夜は動物たちも心なしかのんびりくつろいでいて、昼間とは違った姿を見せてくれます。
「生きた化石」とも言われるオオサンショウウオをはじめ、オットセイやアザラシ、ペンギンなど、京都水族館の人気者たちが夜になると少しずつ動き出し、ゆったりと泳いだり、水からあがって眠っていたり。リラックスした姿に癒されます。
2020年に開設されたクラゲワンダーエリアでは、西日本最多の約30種5,000匹のクラゲを展示しています。飼育スタッフが研究作業をする様子が見られる「京都クラゲ研究部」のオープンスペースでは、クラゲのことをわかりやく解説しています。
そしてこのエリアでの見どころは、360度パノラマ水槽「GURURI」です。水中をゆらゆらと浮遊するクラゲに囲まれると外の暑さも忘れます。
イルカスタジアムでは、夕方の時間帯の「イルカのごはんタイム」が必見です。飼育スタッフの合図でイルカ達が拍手をしたり、かわいい鳴き声を聞かせてくれたりします。日中のイルカショーとは少し違った、人懐っこいイルカ達がとにかく可愛い！夕空をバックにジャンプするイルカ達のベストショットが撮れるかも⁈
夏季限定イベント「くらげと風鈴」コーナーではミズクラゲやタコクラゲなどのクラゲをモチーフにした風鈴が展示されています。「夜のすいぞくかん」の開催日には17時以降にライトアップされ、淡い光に浮かび上がる風鈴の音色が涼をよびます。
住所 京都市下京区観喜寺町35-1（梅小路公園内）
営業時間 10:00～18:00
アクセス 市バス「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」下車、徒歩約6分
JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅下車、徒歩約5分
ＪＲ「京都」駅中央口より西へ徒歩約15分
TEL 075-354-3130（10：00～18：00）
願い箱 ホテルエミオン京都
「京の七夕 2022」では、願いごとを募集しています。『「京都に来た人限定」で応募できる「願いごと」』キャンペーンもあり、ホテルエミオンは対象箇所の一つ。ホテルに設置されているQRコードを読みこんで応募します。また、こちらのホテルには「願いごと」を投函できる「願い箱」も設置されています。一階エレベーターホール前に、青竹の周りを赤い竹の輪がらせん状に連なった現代風笹飾りのような大きなオブジェがあり、願いごとが書かれた短冊がかけられています。短冊は後日清水寺で行われるお焚き上げで天に届けられるそうです。
詳細：https://kyonotanabata.kyoto.travel/tanabata-cp_2022/#
〇ホテルエミオン
住所 京都市下京区朱雀堂ノ口町20-4
アクセス JR山陰線（嵯峨野線）「梅小路京都西」駅下車、連絡通路経由で徒歩2分
京阪バス ステーションループバス「梅小路・ホテルエミオン京都」下車すぐ
（梅小路↔七条京阪前（京阪線乗換）↔京都駅を15分に1本運行中）
TEL 075-323-2727（受付時間 9：00～18：00）
梅小路ハイライン
最後にご紹介するのが、梅小路京都西駅を出てすぐ、廃線になった線路の跡地で開催されている「梅小路ハイライン夏祭り」です。2022年8月5日（金）から9月25日（日）までの金土日・祝前日とお盆期間の毎日、17時から22時まで、京都で人気の飲食店が屋台形式で出店しています。
ホテルエミオンと同じく、『「京都に来た人限定」で応募できる「願いごと」』キャンペーンの対象箇所です。
ステキなBGMが流れる中、家族や友人同士、そしてお一人様も、皆さん思い思いに軽食やスウィーツ、お酒を楽しんでいました。
私は、まずは京丹後の地ビール「ピルスナー」をいただきました。丹後地方の伝説の姫、「丹後七姫」がモチーフになっているラベルがとてもステキですね。京丹後市の道の駅「食のみやこ」内の醸造所で造られるクラフトビールだそうですが、お店のお兄さんが「軽くてスッキリしていますよ」と勧めてくださったとおり、香りがよく、軽やかで、上品な味わいでした。
ビールに合いそうな、牛肉100％の牛つくねもいただきました。凝縮されたお肉の旨味にスパイスの効いたタレがよく絡んでいて、思わずもう一本！と言いたくなる美味しさでした。
夕方の涼しい風が吹く高架の上から京都鉄道博物館やその向こうの東寺の五重塔を眺めながら、おいしいものを食べて、飲んで。楽しい夏のひとときが過ごせます。
住所 京都市下京区観喜寺町56-3 梅小路公園内
開催日時 2022年8月5日(金)～9月25日（日)、金土日・祝・祝前日開催（8/10-14は毎日開催）
17:00～22:00
アクセス JR山陰本線「梅小路京都西」駅下車、徒歩約1分
勝見 優子（かつみ ゆうこ）
大学進学を機に移り住んで以来、京都を様々な角度から見てきました。
もう何年も住んでいる街なのに、思いがけない発見がある、歩いて楽しい街、京都。
京都は、本物に触れる喜び、古いものを大切にする心や新しいものを受け入れる寛容さを私に教えてくれました。海外生活の経験で日本の文化や京都の街の素晴らしさを改めて感じ、通訳ガイドになりたいと思いました。現在、京都ビジターズホストとして京都観光にかかわる仕事をさせていただけるようになり、もっとたくさんのことを学び、古都の魅力を世界の人々に伝えたいと思っています。大好きな街、京都へのささやかな恩返しです。
暑い日中の時間帯には外出が難しい小さなお子さんやご家族連れにもおすすめの、ひんやりスポットをご紹介します。
京都水族館 夜のすいぞくかん
2022年に開館10周年を迎えた京都水族館では、4月から11月までの土・日・祝日と夏休み期間中に「夜のすいぞくかん」を開催しています。夜は動物たちも心なしかのんびりくつろいでいて、昼間とは違った姿を見せてくれます。
「生きた化石」とも言われるオオサンショウウオをはじめ、オットセイやアザラシ、ペンギンなど、京都水族館の人気者たちが夜になると少しずつ動き出し、ゆったりと泳いだり、水からあがって眠っていたり。リラックスした姿に癒されます。
2020年に開設されたクラゲワンダーエリアでは、西日本最多の約30種5,000匹のクラゲを展示しています。飼育スタッフが研究作業をする様子が見られる「京都クラゲ研究部」のオープンスペースでは、クラゲのことをわかりやく解説しています。
そしてこのエリアでの見どころは、360度パノラマ水槽「GURURI」です。水中をゆらゆらと浮遊するクラゲに囲まれると外の暑さも忘れます。
イルカスタジアムでは、夕方の時間帯の「イルカのごはんタイム」が必見です。飼育スタッフの合図でイルカ達が拍手をしたり、かわいい鳴き声を聞かせてくれたりします。日中のイルカショーとは少し違った、人懐っこいイルカ達がとにかく可愛い！夕空をバックにジャンプするイルカ達のベストショットが撮れるかも⁈
夏季限定イベント「くらげと風鈴」コーナーではミズクラゲやタコクラゲなどのクラゲをモチーフにした風鈴が展示されています。「夜のすいぞくかん」の開催日には17時以降にライトアップされ、淡い光に浮かび上がる風鈴の音色が涼をよびます。
基本情報
京都水族館住所 京都市下京区観喜寺町35-1（梅小路公園内）
営業時間 10:00～18:00
アクセス 市バス「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」下車、徒歩約6分
JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅下車、徒歩約5分
ＪＲ「京都」駅中央口より西へ徒歩約15分
TEL 075-354-3130（10：00～18：00）
願い箱 ホテルエミオン京都
「京の七夕 2022」では、願いごとを募集しています。『「京都に来た人限定」で応募できる「願いごと」』キャンペーンもあり、ホテルエミオンは対象箇所の一つ。ホテルに設置されているQRコードを読みこんで応募します。また、こちらのホテルには「願いごと」を投函できる「願い箱」も設置されています。一階エレベーターホール前に、青竹の周りを赤い竹の輪がらせん状に連なった現代風笹飾りのような大きなオブジェがあり、願いごとが書かれた短冊がかけられています。短冊は後日清水寺で行われるお焚き上げで天に届けられるそうです。
基本情報
〇京の七夕 願いごと応募詳細：https://kyonotanabata.kyoto.travel/tanabata-cp_2022/#
〇ホテルエミオン
住所 京都市下京区朱雀堂ノ口町20-4
アクセス JR山陰線（嵯峨野線）「梅小路京都西」駅下車、連絡通路経由で徒歩2分
京阪バス ステーションループバス「梅小路・ホテルエミオン京都」下車すぐ
（梅小路↔七条京阪前（京阪線乗換）↔京都駅を15分に1本運行中）
TEL 075-323-2727（受付時間 9：00～18：00）
梅小路ハイライン
最後にご紹介するのが、梅小路京都西駅を出てすぐ、廃線になった線路の跡地で開催されている「梅小路ハイライン夏祭り」です。2022年8月5日（金）から9月25日（日）までの金土日・祝前日とお盆期間の毎日、17時から22時まで、京都で人気の飲食店が屋台形式で出店しています。
ホテルエミオンと同じく、『「京都に来た人限定」で応募できる「願いごと」』キャンペーンの対象箇所です。
ステキなBGMが流れる中、家族や友人同士、そしてお一人様も、皆さん思い思いに軽食やスウィーツ、お酒を楽しんでいました。
私は、まずは京丹後の地ビール「ピルスナー」をいただきました。丹後地方の伝説の姫、「丹後七姫」がモチーフになっているラベルがとてもステキですね。京丹後市の道の駅「食のみやこ」内の醸造所で造られるクラフトビールだそうですが、お店のお兄さんが「軽くてスッキリしていますよ」と勧めてくださったとおり、香りがよく、軽やかで、上品な味わいでした。
ビールに合いそうな、牛肉100％の牛つくねもいただきました。凝縮されたお肉の旨味にスパイスの効いたタレがよく絡んでいて、思わずもう一本！と言いたくなる美味しさでした。
夕方の涼しい風が吹く高架の上から京都鉄道博物館やその向こうの東寺の五重塔を眺めながら、おいしいものを食べて、飲んで。楽しい夏のひとときが過ごせます。
基本情報
梅小路ハイライン 夏祭り住所 京都市下京区観喜寺町56-3 梅小路公園内
開催日時 2022年8月5日(金)～9月25日（日)、金土日・祝・祝前日開催（8/10-14は毎日開催）
17:00～22:00
アクセス JR山陰本線「梅小路京都西」駅下車、徒歩約1分
ライター紹介
勝見 優子（かつみ ゆうこ）大学進学を機に移り住んで以来、京都を様々な角度から見てきました。
もう何年も住んでいる街なのに、思いがけない発見がある、歩いて楽しい街、京都。
京都は、本物に触れる喜び、古いものを大切にする心や新しいものを受け入れる寛容さを私に教えてくれました。海外生活の経験で日本の文化や京都の街の素晴らしさを改めて感じ、通訳ガイドになりたいと思いました。現在、京都ビジターズホストとして京都観光にかかわる仕事をさせていただけるようになり、もっとたくさんのことを学び、古都の魅力を世界の人々に伝えたいと思っています。大好きな街、京都へのささやかな恩返しです。
