見物のポイント

見物のポイント
けんぶつのぽいんと

好きな歴史上の人物がいるのでしたら、その人物に焦点を当てるのが一番良いでしょう。

例えば「坂本龍馬」や「高杉晋作」などは、かなり女性ファンも多いようです。また最近人気急上昇中の「久坂玄瑞（くさかげんすい）」もいますよ。ちょっと渋め好みの方は、安政の大獄で刑場の露となった「吉田松陰（よしだしょういん）」に注目してみてはどうでしょう。また女人行列も華麗です。行列前半は「和宮（かずのみや）」後半には「紫式部」と「清少納言」に御注目です。また女性の中で唯一馬に乗っているのが「巴御前（ともえごぜん）」。鎧（よろい）を着用し、鉢巻を締め、長刀（なぎなた）を持つ姿はまさに馬上の麗人です。

見物場所としては、京都御苑・御池通・神宮道には有料観覧席（予約制）がありますが、一般の沿道からでももちろん見物できます。お薦めは三条通の東大路通―神宮道間。この辺りは比較的歩道の幅も広く、見やすいと思います。またちょっと面白いのは、朝9時前後の丸太町橋。平安神宮から京都御所へと急ぐ行列が、不完全ではありますが、パパッと短時間に見ることができます。まるでビデオの早送りのようですが、カメラを構えている人が結構いるのには驚きです。