幕末から明治維新(1837~1868)1

幕末から明治維新(1837~1868)1
ばくまつからめいじいしんへ(1837~1868)1

●幕府打倒の夢に燃えた激動の時
勤皇と佐幕、開国と攘夷で日本中が混沌としていた時代。「幕府を倒せ!国を変えるんだ」と、全国から若者たちが革命に青春を賭して京都に集まった。それぞれの熱き思いを込めて壮絶な争いを繰り返し、新しい権力を生み出させた舞台が京都だった。東山にある霊山観音の南の道は、「維新の道」と呼ばれる。山麓への坂道を登りつめると霊山護国神社。坂本龍馬、中岡慎太郎の墓を始め、幕末の動乱に奔走した志士たち549人の墓碑がある。右手に立つ霊山歴史館は、維新史料博物館として、歴史、人物ごとにその流れを説明展示しており、遺品や遺墨なども興味深い。

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