昭和時代(1926~1994)4

昭和時代(1926~1994)4
しょうわじだい(1926~1994)4

●国際交流の京の拠点、国立京都国際会館
宝ヶ池公園にある国立京都国際会館は、昭和41年に開館された日本では最高の設備を備えた国際会議場。日本古来の合掌造りを取り入れたデザインで、宝ヶ池をへだてて比叡山や北山連峰を望む雄大な景観に見事に溶けこんだ。会議場の内部は、同時通訳設備を完備した会議室があり、大小90室以上の部屋がある。なかでも大会議場は1階から4階まで吹き抜けになっており、その広さは建設当時東洋一を誇った。収容人数も2000人といわれ、国際的なコンベンションシティを目指す都市にふさわしい施設となっている。昭和53年、京都市は京都が国際交流における世界の中心的な役割を担う都市であること「世界文化自由都市宣言」の中で唱った。

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