昭和時代(1926~1994)1

昭和時代(1926~1994)1
しょうわじだい(1926~1994)1

●文化の香り高い都市づくり
戦後すぐの昭和25年、市民と京都市の活発な運動が実を結び、「国際文化観光都市建設法」が公布施行された。これは、京都を日本の都であることにとどめず、国際的に魅力ある存在として、世界中の人々が集う都市にしていこうというもので、これに基づき、京都は文化観光都市にふさわしい都市づくりに着手し始める。まず、昭和31年、美しい町、清潔な環境、よい風習、文化財の愛護、そして旅行者をあたたかく迎えようという国内で初めての市民憲章を制定。同年、京都市交響楽団も結成され、国内初の自治体オーケストラとして脚光を浴びる。本格的な文化ホールである京都会館は昭和35年に建設された。

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