江戸時代(1603~1837)5

江戸時代(1603~1837)5
えどじだい(1603~1837)5

●江戸時代の華やぎをしのばす光悦寺
洛北鷹ケ峯は、本阿弥光悦が徳川家康から拝領したこの地に、各種の工芸職人を集めて一大芸術村を作ったところ。本阿弥家の家業は刀剣の鑑定であったが、光悦は、文学、絵画、陶芸、書道、茶道とその才能を発揮し、江戸初期随一の文化人として知られた。本阿弥家先祖供養の位牌堂を起こりとする光悦寺は七つの茶室が点在し、風雅。茶室太虚庵前にある光悦垣と呼ばれる竹垣が名高い。

「京の用語集」一覧に戻る