洲浜

洲浜
すはま

大豆の粉と麦芽飴を練った素朴な菓子。1595年(文禄4)亀屋清次が考案。1657年(明暦3)丸太町通南側の植村義次がつくった洲浜は、蓬来山をかたどる洲浜台に由来するという。江戸時代の花形菓子で来日した朝鮮通信使の接待にも使われた記録も。13代目当主は現代人向き洲浜を相次ぎ創作。

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