じゅんさい

じゅんさい
じゅんさい

スイレン科の多年生水草。茎と葉の背面に寒天様の粘液を分泌するのが特徴で新葉には殊に多い。中部以北の池沼に自生し夏水面に紫紅色の花を開き、のち卵形の実を結ぶ。若芽・若葉は吸物の具など京料理に貴重。北区の深泥池の水生植物群落(天然記念物)にも自生している。

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