らくがん(落雁)

らくがん(落雁)
らくがん

打物干菓子の名。麦こがし・きな粉などを主材料に砂糖・水飴でねり型にはめ乾かしてつくる。室町期に本願寺の綽如時芸が、もち米の粉を固め、その上に黒ごまを散らした菓子を、雪の上に降りた雁にみたてて名付け、御所に献上したという。

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