味噌松風

味噌松風
みそまつかぜ

小麦粉にみそ、砂糖を入れてこね、焼いた菓子で、表面に砂糖水をぬり、ケシ粒やゴマを散らしつけた干菓子。裏にこげ目の模様がなく「うら(浦)淋し」から松風と名づけたという。紫野味噌松風は歌人烏丸光広(1579-1638年)、六条松風は後水尾天皇(1611-29年)の命名と伝わる。

「京の用語集」一覧に戻る