伏見の酒

伏見の酒
ふしみのさけ

良質の伏流水と米、気候に恵まれ室町期から醸造が盛ん。豊臣秀吉の伏見築城で銘醸地の基礎ができ、明暦年間(1655-58)すでに83軒、1万5600石(2,813kl)を醸造。1988年(昭和63)38社16万7000石(30,110kl)に達した。現在、全国産量の17%を誇り、酒造メーカーは約50種以上。味は甘口。観光名所ともなった酒蔵群が今も掘割り沿いに軒を連ね、格別の情緒がただよう。

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