堀川ごぼう
堀川ごぼう
ほりかわごぼう
現在の京都市上京区の正親小学校あたりには昔、豊臣秀吉が建てた聚楽第がありました。なんと、豊臣家滅亡後にはゴミ捨て場と化してしまうのですが、そこに植えて偶然大きく育ったのが、堀川ごぼうのルーツといわれています。堀川ごぼうは、太くて中は空洞というユニークな形が特徴です。料理店では、空洞になった部分に鶏や鴨肉などを詰めたりして調理することが多いようですが、風味がよいので、ふつうにきんぴらなどにするのもおすすめです。京都のおせち料理にも使われる食材です。