交通手段別活用術(地下鉄・電車)
京都市営地下鉄をはじめ、京都市内には多くの地下鉄・電車が走っています。目的地に応じて路線を使い分け、目的地近くまで電車で行くことが京都の旅をよりスムーズで快適にするコツです。
電車の種類
ここでは、①京都市内を走る路線、②京都とその他の地域を結ぶ路線、③観光鉄道に分けてご紹介します。
①京都市内を走る路線
1.
バスに乗る前に観光地最寄りの地下鉄駅まで移動!
2.
烏丸(からすま)線は南北方向の移動に、東西線は二条城や山科・醍醐方面へのアクセスに便利(両線の乗換は烏丸御池駅で!)
3.
JRと私鉄4社への乗り換えが可能!
京都中心部を南北に走る路線。京都駅や北大路バスターミナルなどの電車・バスの乗換駅を経由します。
京都市中心部を東西に走る路線。二条城や平安神宮へのアクセスに便利です。
JR:京都駅、二条駅、山科駅、六地蔵駅
京阪電車:三条京阪駅、御陵駅(京津線)
近鉄:京都駅、竹田駅
阪急電鉄:四条駅
嵐電(京福電気鉄道):太秦天神川駅
・烏丸線の一部が近鉄線(新田辺駅・近鉄奈良駅方面)と、東西線の一部が京阪京津線(びわ湖浜大津駅方面)と直通します。
地下鉄・バス1日券と地下鉄1日券が利用できます。
1.
京都市中心部から嵐山や京都市北西部の観光地(東映太秦映画村、仁和寺など)までを結ぶ
2.
嵐電天神川駅で地下鉄東西線と、四条大宮駅と西院駅で阪急京都線と接続
3.
一乗車一律料金!路面電車のため、乗車しながら京都のまちなみも楽しめる
四条大宮駅から嵐山駅までを東西に走っています。
帷子ノ辻駅で嵐山本線から分岐し、北東に北野白梅町駅まで走ります。
阪急電鉄:四条大宮駅・西院駅
地下鉄:嵐電天神川駅
・乗車方法は「乗り降りについて」をご覧ください。運賃はあと払いのため、乗車時のICカードタッチは不要です。
・季節に応じたイベント電車が運行されることもあります。
②京都とその他の地域を結ぶ路線
1.
京都駅は新幹線とJR在来線のターミナル
2.
サブゲートの二条駅・円町駅・東福寺駅・山科駅を利用しよう!(他社線やバスに乗り換え可)
3.
乗車券の着地が「京都市内」の場合は、市内の在来線駅に追加料金なしで下車可能
京都駅は京都の玄関口であり、新幹線や各エリアからの特急が停車します。
伏見(伏見稲荷大社)・嵐山・宇治方面へのアクセスにも便利です。
地下鉄:京都駅・二条駅・山科駅・六地蔵駅
京阪電車:東福寺駅
近鉄:京都駅
嵐電(京福電気鉄道):太秦駅
嵯峨野トロッコ列車:嵯峨嵐山駅
・京都駅の嵯峨野線ホームは他の路線から離れています。ホーム手前の車両は混み合うので、ホーム奥まで進んでから乗車しましょう。
・新幹線や在来線特急で京都にお越しになる方は、スマートフォン等からご予約いただける、以下のサービスが便利です。
東海道・山陽・九州新幹線:スマートEX・エクスプレス予約
北陸新幹線・在来線特急列車等:e5489チケットレスサービス
1.
京都の繁華街 烏丸・京都河原町へ大阪梅田駅からダイレクトアクセス
2.
大阪・京都中心部から嵐山方面へは、桂駅で乗り換え
3.
土休日は観光列車「京とれいん 雅洛」に乗れることも!
大阪梅田駅から京都河原町駅まで、京都と大阪の間を走ります。
桂駅から分岐し、嵐山駅から桂駅までです。
地下鉄:四条駅
京阪電車:京都河原町駅
嵐電(京福電気鉄道):四条大宮駅・西院駅
・嵐山と京都の観光の中心地である烏丸・河原町エリアの間をスムーズに移動できます。
・京都河原町駅は始発駅。大阪まで、座って移動できる可能性が高いです。(他駅からの折り返し乗車はご遠慮ください。)
1.
大阪から東山(洛東)・洛北方面に向かう際に便利!
2.
洛北・比叡山~東山~伏見・宇治への周遊に便利。お得なチケットも。
3.
有料の「プレミアムカー」には、大きな荷物を置けるスペースも
淀屋橋駅~出町柳駅までの京都と大阪の間を走ります。
中書島駅から分岐し、中書島駅~宇治駅間を結びます。
JR:東福寺駅
阪急電車:祇園四条駅
地下鉄:三条駅
叡電(叡山電車):出町柳駅
近鉄:丹波橋駅
・清水五条駅・伏見稲荷駅など、観光で利用される駅でも特急は停車しませんのでご注意ください。
・七条駅から京都駅や梅小路エリアへ移動する場合は、ステーションループバスを利用すると便利です。
③観光鉄道
1.
保津川渓谷の美しい風景を楽しめる列車。
2.
裸電球に木製のイスなどレトロな雰囲気の車内。
窓ガラスのないオープン車両「リッチ号」も人気。
3.
乗車券は事前のネット予約が便利。
トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで、保津峡の美しい景色を眺めながらゆっくりと約25分間走ります。
JR:嵯峨嵐山駅・馬堀駅
・事前のネット予約をおすすめします。
・当日乗車券購入の際にはクレジットカード、交通系ICカード(PASMO,PiTaPa除く)も使用できます。