静寂が息づく

京都の朝に感じる、

旅の黎明。

心が整う神社仏閣の早朝拝観。

ローカルな空気が漂うモーニングや
銭湯の朝風呂。

中心部から足を伸ばして望む絶景。

朝市で持ち帰る、風土が育んだ旬の味覚。

京都の朝には、知られざる

豊かな楽しみ方が広がります。

「ブルーボトルコーヒー」から始める京都朝観光

2026年09月09日(水)

  • 市内中心部

  • 哲学の道・岡崎

「ブルーボトルコーヒー」から始める京都朝観光

目次

    「ブルーボトルコーヒー」とは、その始まりと歴史

    「ブルーボトルコーヒー」は、2002年にアメリカ・カリフォルニア州オークランドで、創業者ジェームス・フリーマンによって誕生しました。店名は1683年にウィーンで創業した中央ヨーロッパ初のコーヒーハウスに由来し、日本の喫茶店文化にも深く影響を受けています。珈琲の鮮度にこだわり、豆の個性を引き出す一品を提供する「サードウェーブコーヒー」の代表的ブランドとして急成長を遂げました。


    2015年にアメリカ国外初の店舗として東京・清澄白河へ進出。

    写真:太田拓実

    2018年3月、関西初の拠点として「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」がオープンしました。南禅寺の参道近くに佇む築100年を超える2階建ての京町家をリノベーションしたこのカフェは、重厚な柱や梁、剥き出しの土壁といった伝統建築の美しさをそのまま残しています。そこにブルーボトルコーヒーらしい大きなガラス窓やミニマルな家具を融合させることで、歴史ある街の景観に溶け込む独自のモダンな空間を作り上げ、現在も国内外から訪れる多くの人々を魅了しています。

    京都にある3つのブルーボトルコーヒー

    京都には、3つのブルーボトルコーヒーがあります。それぞれが京都らしい建物をリノベーションした個性豊かな空間になっています。ここでは、それぞれのカフェを、贅沢に味わうことができる朝の時間帯での利用を中心に、その魅力をお伝え致します。
    朝8時から開店している京都木屋町カフェ、京都六角カフェを中心に、通常9時オープンの南禅寺近くの京都カフェと共に、それぞれの店舗と周辺エリアの朝の楽しみ方をご紹介します。

    【朝8:00OPEN】高瀬川のせせらぎと元小学校のレトロな建物が魅力の「京都木屋町カフェ」 

    京都の朝を早くからアクティブに始めたいなら、高瀬川沿いの「京都木屋町カフェ」がおすすめです。


    大正時代に建てられた元・立誠小学校の校舎を再生した「立誠ガーデン ヒューリック京都」という複合施設の中にあり、「朝8時」からオープンしているのが最大のメリット。まだ街が本格的に動き出す前の、静かな時間を有効に使えます。
    一歩中に入ると、小学校の面影を残すレトレモダンな空間が広がります。内装には黒板の緑をイメージしたカラーが取り入れられており、どこか懐かしく落ち着く雰囲気です。

    写真:太田拓実

    ここの朝の特等席は、大きな窓から高瀬川を望む席。朝の光が川面に反射してキラキラと輝く様子を眺めながら過ごす時間は格別です。

    朝食には老舗漬物店「京つけもの 西利」の漬物を使った限定サンドイッチがおすすめ。

    コーヒーのコクと、お漬物の心地よい塩気と食感が驚くほどマッチして、お腹を満たしてくれます。カフェを出た後は、まだ人も少ない付近の高瀬川、先斗町、鴨川などを歩き、爽やかな川風を感じながら朝のウォーキングを楽しむのが最高のスタートになります。

    【朝8:00OPEN】街の暮らしと伝統が交差する「京都六角カフェ」

    京都の中心地四条烏丸に近く、東洞院通と六角通の交差点にある「京都六角カフェ」です。

    写真:太田拓実

    ここは、明治時代から続く歴史ある自転車店「辻森自転車商会」の建物をリノベーションしたカフェです。一見すると街並みに溶け込む小さな町家ですが、2階のカフェスペースに上がると、そこには凛とした美しい空間が存在します。

    写真:太田拓実

    日本の伝統的な職人技で作られた北山杉を使った手すりなど内装にこだわった店内は、まるで隠れ家のよう。2階の窓際や小さなバルコニー席から、東洞院通を行き交う街の様子を上からぼんやりと眺めていると、京都の日常に溶け込んだような特別な気分に浸ることができます。
    ここでコーヒーのお供に選びたいのは、京都の老舗和菓子店「都松庵(としょうあん)」とコラボした「ブルーボトル 羊羹」など特別な和菓子。

    コーヒーのフルーティーな酸味が、あんこの上品な甘みを引き立てる、新しい和菓子の楽しみ方に出会えます。
    カフェを満喫したら、歩いてすぐの場所にある「六角堂」へ。聖徳太子が創建したと伝わるこの歴史あるお寺の静かな境内で、可愛い「鳩みくじ」を引いて旅の運勢を占ってみるのも、楽しいものです。レトロな近代建築が並ぶ三条通もすぐ近くです。また、お隣の自転車屋さんでレンタサイクルをして京都の街を回ることも可能です。

    【朝9:00OPEN】圧倒的な和の空間に浸る「京都カフェ」

    そして、緑豊かな東山エリアで9時のオープンと同時に贅沢な時間を過ごせるのが、参道沿いにある「京都カフェ」です。
    地下鉄の蹴上駅から歩いて約6分。まだ観光客の少ない静かな道を歩いていくと、築100年を超える圧倒的な佇まいの京町家が見えてきます。

    写真:太田拓実

    店内に入ると、外観の純和風な印象からは想像がつかないほど、高くて開放的な吹き抜けの空間が広がっています。写真:太田拓実

    見上げると、歴史を支えてきた大きな木製の梁(はり)がそのまま剥き出しになっており、足元にはミニマルなコンクリート床。

    写真:太田拓実

    この伝統とモダンが美しくミックスされた空間で、バリスタが目の前で一杯ずつ丁寧に淹れてくれるハンドドリップコーヒーを待ちます。

    寝起きの身体にじんわり染み渡るフルーティーなコーヒーに合わせたいのが、ブランチプレートやグリルドサンドイッチなどもおすすめです。

    気候が良い朝なら、中庭の緑に包まれるテラス席が特等席。美味しいコーヒーでエネルギーをチャージした後は、そのまま徒歩数分の「南禅寺」へ向かい、レトロなレンガ造りの「水路閣」やインクライン、疏水沿いに「哲学の道」をのんびり朝散歩するのもおすすめです。

    それぞれのカフェとエリアの魅力で選ぶ京都の朝早起きして川のせせらぎとサンドイッチを楽しみたいなら「京都木屋町カフェ」、街の真ん中で暮らしの息遣いを感じたいなら「京都六角カフェ」、そして町家空間と緑に癒やされたいなら南禅寺にある「京都カフェ」どのカフェも、昼間は多くの人で賑わいますが、オープン直後の朝の時間帯は、比較的静かで穏やかな時間が流れています。京都の歴史や風景にじっくりと浸りながら、贅沢なコーヒーで特別な京都の1日を始めてみませんか。

    基本情報

    「京都木屋町カフェ」 

    所在地 京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町 310-2立誠ガーデン ヒューリック京都 1F
    営業時間 8:00-19:00
    公式HP 京都木屋町カフェ | ブルーボトルコーヒー【公式】 – BLUE BOTTLE COFFEE

    「京都六角カフェ」

    所在地 京都市中京区東洞院六角上る三文字町 226-1⁠
    営業時間 8:00-19:00
    公式HP 京都六角カフェ | ブルーボトルコーヒー【公式】 – BLUE BOTTLE COFFEE

     

    「京都カフェ」

    所在地 京都市左京区南禅寺草川町64
    営業時間 9:00-18:00
    公式HP 京都カフェ | ブルーボトルコーヒー【公式】 – BLUE BOTTLE COFFEE

     

    記事制作:京都市観光協会誘致事業課「朝観光・夜観光」担当

    記事制作協力:Blue Bottle Coffee Japan合同会社

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