![詳細情報・写真](images/title_detail.gif)
![所在地/エリア](images/detail01.gif)
京都市伏見区日野
![説明文](images/detail02.gif)
日野薬師の呼び名で知られる法界寺の前を通る道を北に向かうと、市営住宅内の公園に平清盛の五男・重衡の墓がある。重衡は一の谷の合戦で捕えられた後、南都焼討の責を問われ奈良へ身柄を移される。途中、妻の大納言佐局(すけのつぼね)・藤原輔子が住む日野の近くを通った際、妻との再会を許された。二人は涙ながらに別れの対面を果たし、重衡が形見にと額にかかる髪を噛み切って輔子に渡すシーンは『平家物語』の名場面の一つとして知られている。その後、木津川のほとりで斬首された重衡を、輔子は法界寺の僧に頼み供養したと伝えられている。
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