下京区富小路五条下る本塩竈町
後白河法皇が六条西洞院殿内に持仏堂を建てたのが起こり。法華経を長期間講習する堂としてその名がある。法皇が荘園を長講堂に寄進したことで栄えた。その後、豊臣秀吉によって現在地に移転された。本堂には、後白河法皇の臨終仏である本尊阿弥陀三尊像(重文)を安置。御影堂には後白河法皇坐像(重文)が安置され、肖像彫刻としての評価も高い。法皇像は4月13日の法皇忌法要時のみ公開される。