左京区黒谷町121
法然が初めて草庵を営んだ地。平家物語では、平重衡が一ノ谷の戦いで捕らわれの身となり、これまでの悪行を懺悔する姿を見て、法然が阿弥陀仏を唱えるよう諭し戎を授ける様子が描かれている。 また、一ノ谷の戦いで源氏の武将・熊谷直実は我が子と同じ年代だった平敦盛(清盛の弟・経盛の息子)を討ったことに対する後悔の念と世の無常を感じたことから、法然の弟子となり武士を捨て出家した。