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駒札・歌碑

道風神社

小野道風(894-966)を祭神とする神社で、道風武大明神ともいい、延喜20年(平安時代中期920年)の創建とされる。 書道の歴史は古いが、道風公は書道の巨擘、能筆家でことに草書は堪能であった。藤原佐理、藤原行成とともに、平安中期の三蹟の一人として有名である。村上、朱雀両天皇の大嘗会に悠紀主基屏風の色紙形を清書したのをはじめ、願文や門額の揮毫など,当代随一の能書として目覚しい活躍を遂げた。 豊麗で柔軟な筆法は、「源氏物語」の「絵合」に「今めかしう」と評されるように、独自の新様式を加味したものであった。後続の佐理、行成を経て完成された、いわゆる和様の書の基礎を築いた功績は大きい。 道風公が杉阪、産土神和香社から湧き出る霊水で墨を磨って書の修行をし栄達した。その縁により氏神に斎い祀られた。 遺品には唐鏡・硯・唐筆・硯屏・卦算(文鎮)等があり、社宝とされている。 また、境内には、禁中御修法(天皇家の作法や日常生活における習い事)用に献上された和香水と呼ばれる名水がある。 京都市

基本情報

正式名称 道風神社
よみがな どうふうじんじゃ
住所・所在地 杉阪道風町1

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