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岩倉具視幽棲旧宅

岩倉具視幽棲旧宅

ここは、文久二年(一八六二)九月から慶応三年(一八六七)までの五年間、明治維新に功績のあった岩倉具視が幽棲したところである。昭和七年三月、「史跡」に指定された。 具視は、幕末の騒乱に際して公武合体を進め、皇女和宮の将軍家降嫁に尽力したが、倒幕急進派の弾劾を受け、文久二年九月官職を辞し、西賀茂霊源寺で剃髪し、ここに蟄居した。慶応三年には維新運動の中心となって活躍し、のち明治新政府の右大臣となった。 現在、幽棲旧宅、文庫、管理人宅の三つの建物がある。旧宅は西北にあって平屋建茅葺と瓦葺の二棟からなる。茅葺は玄関座敷で約六十平方メートル、瓦葺一棟はい居間勝手等で約七十四平方メートル、具視幽棲時の旧態をしのぶことができる。 旧宅の東側にある文庫には維新志士の遺墨を陳列している。 庭前には具視の遺髪塚とお手植の松がある。

基本情報

正式名称 岩倉具視幽棲旧宅
住所・所在地 岩倉上蔵町

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