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寺院・神社

樫原 三ノ宮神社

三ノ宮神社(本殿と拝殿)

三ノ宮神社(本殿と拝殿)

三ノ宮神社(本殿と拝殿)

三ノ宮神社(本殿と拝殿)

大枝山の鬼退治

大枝山の鬼退治

禁門の変 殉難志士

禁門の変 殉難志士

「大枝山の鬼退治」(老ノ坂の酒呑童子)の伝説が残る神社

樫原(かたぎはら)地区の総鎮守社で、境内には地名の由来にもなった樫(かしのき)の古木がある。
御祭神は、素戔嗚尊(スサノオノミコト、武勇の神)、酒解神(サカトケノカミ、お酒の神)、大山咋神(オオヤマクイノカミ、山の神)の三神である。
平安時代の武将・源頼光(みなもと の よりみつ・らいこう)【948~1021】が大枝山(大江山、現在の老ノ坂)に出る鬼(酒呑童子)に社前にあった御神酒(神便鬼毒酒)を飲ませて酔いつぶし、退治としたという伝説が残る。
拝殿には巨大な天井画「おおえ山の鬼退治」や「素戔嗚尊の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治」「幕末に起こった禁門の変(蛤御門の戦い)で戦死した三烈士」があるが、これらは「だるま商店」の作品である。

神社の前(南側)には国指定の「樫原廃寺跡公園」(史跡公園)がある。
樫原「札ノ辻」は「山陰街道」と「西国街道」が交差する交通や物流の重要地で、江戸時代には「宿場町」や「参勤交代の大名の宿泊地」として大変栄えた。
今も虫籠窓の建物が多く残り、本陣跡や郷倉など江戸時代の街道沿いの建物が大事に保存されている。
旧山陰街道一帯は町並保存地区に指定されている。
樫原は王城(平安京)最後の宿駅で、亀岡へと続く老ノ坂という峠は山城国と丹波国の国境だった。
平安時代には、現世と異界が共存する物騒な峠だとされていた。
そして老ノ坂には「酒呑童子の首塚」と伝えられる「首塚大明神」が鎮座している。

基本情報

正式名称 樫原 三ノ宮神社
よみがな かたぎはら さんのみやじんじゃ
通称名称 三ノ宮神社
よみがな さんのみやじんじゃ
住所・所在地 京都市西京区樫原杉原町12-1(三ノ宮幼稚園や白百合保育園の隣)
アクセス 阪急「桂」駅下車、南西へ徒歩30分
市バス「三ノ宮街道」下車、南東へ徒歩3分
開催日時 -
営業時間 -
定休日 なし
TEL 075-381-5230
ホームページ -

三ノ宮幼稚園や白百合保育園の隣
樫原廃寺跡(史跡公園)の北

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