平成から未来へ(1994~)1

平成から未来へ(1994~)1
へいせいからみらいへ(1994~)1

●平安建都1200年の盛り上がり
1994年、京都にとって平安建都1200年という記念すべき年は、新たな飛躍の年であった。さまざまな記念事業、イベントで京都の町は沸き上がり、いまだその余熱を残して21世紀に向けた「平成の京づくり」が進行している。1994年3月に開催された国内最大級の市民レース「京都国際ハーフマラソン」は1200年記念事業のスタートであったともいえる。歴史ロマンあふれる名所、旧跡などを盛り込んだコースは、世界のトップランナーや全国からの市民ランナー1万2000人を集めた。また1994年6月には、記念祝典、「アニバーサリーフェア『祝市祝座』」を梅小路公園で開催。前夜祭には「鴨川スーパーファンタジー」なども催され、京都の未来への飛躍を願って、1200年の歴史が音楽、踊り、映像で再現された。祝典には約23万5千人の人が訪れ、それぞれが歴史の1ページの感動に酔いしれた。

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