大正時代(1912~1926)1

大正時代(1912~1926)1
たいしょうじだい(1912~1926)1

●学問と文化の都として発展
京都は「学生のまち」といわれる。現在、京都大学、同志社大学、立命館大学など四年制の大学は23校。全国から集まった学生の数は、市の人口のかなりの部分を占めている。各大学の周辺には、学生、あるいは教授たちが集まる喫茶店や飲食店、娯楽施設、私設図書館などが点在。古社寺と共存する学生街は、京都ならではの景観である。この学問の都としての礎を築き上げるのが、明治30年代から大正時代にかけての時期。京都においての近代的教育の整備、充実の時代であった。

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