今夏もオープン!上七軒ビアガーデン

2026年06月26日(金)

  • 二条城・西陣

今夏もオープン!上七軒ビアガーデン

目次

    京都最古の花街で、夏の特別な宵を過ごしてみませんか。

    上七軒ビアガーデンは、京都最古の花街、上七軒にある「上七軒歌舞練場」を舞台に、毎年夏限定で開催される風物詩です。美しい中庭を眺めながら、お揃いの浴衣に身を包んだ本物の芸舞妓さんによるおもてなしを気軽に堪能できる、京都の夏ならではの贅沢なイベントをレポート致します。

     

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    上七軒の歴史

    京都最古の花街として知られる「上七軒(かみしちけん)」。その歴史は、室町時代にさかのぼります。1444年、北野天満宮の社殿が一部焼失し、室町幕府が社殿の修築を行いました。その際に余った残材を使って、東門前に7軒の茶店(ちゃみせ)が建てられ、「七軒茶屋」と呼ばれるようになりました。これが現在の「上七軒」の名前の由来です。
    通りを歩くと目に入る「五つ団子」の紋章は、1587年8月、豊臣秀吉公が北野天満宮で「北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)」催した際、献上された名物の「御手洗(みたらし)団子」を大層気に入り、その褒美として御手洗団子を販売する特権と茶屋の経営を正式に許可したことに由来しています。

    また、歴史ある景観が残る上七軒とその周辺は、京都市の「重要景観整備地区」にも指定されており、映画やドラマのロケ地として登場することも多いエリアです。

    最近では、2025年に公開されて大きな話題となった映画『国宝』のロケ地にも選ばれました。映画には、劇場をはじめ、敷地内にある「光盛大明神(みつもりだいみょうじん)」も印象的に登場します。
    劇中では、主人公が「悪魔と取引した場所」という非常に重要な設定のシーンとして撮影されました。ビアガーデンを訪れた際には、映画の感動が蘇るような美しいロケ地の風景を間近で見られることも、上七軒ならではの大きな魅力となっています。

    「上七軒ビアガーデン」の魅力と楽しみ方

    「上七軒ビアガーデン」の始まりについて正確な記録は残っていませんが、歴史と文化を担う芸舞妓とのふれあいの場として、長年親しまれてきました。歴史ある花街が夏の風物詩としてビアガーデンを続けてきたと思うと、その伝統の深さに改めて驚かされます。
    上七軒歌舞練場は、歴史的風致形成建造物に指定されており、ビアガーデンはその情緒たっぷりの中庭を中心に開催されます。正面玄関をくぐると、美しい日本庭園が広がります。

                                                                                                                写真提供:上七軒歌舞会 

    なお、先ほどご紹介した映画『国宝』のロケ地となった劇場内部には立ち入ることができませんが、歴史ある劇場を眺めるだけでも十分にその雰囲気を堪能できます。

                                                                                                                写真提供:上七軒歌舞会 

                                                                                                                写真提供:上七軒歌舞会    

    そして、このビアガーデン最大の醍醐味は、お揃いの浴衣を纏った芸舞妓さんが順番に客席を回ってきてくれることです。

                                                                                                                写真提供:上七軒歌舞会 

    一緒に記念撮影をしたり、日頃のお稽古や花街の暮らしについてお話を伺ったりと、花街の文化を身近に体感できます。芸舞妓さんのはんなりとした独特の「京ことば」を間近で聴くだけでも、思わずうっとりしてしまうはずです。上七軒では、日本全国のご出身の方が活躍されているため、「自分と同じ故郷かも」といった意外な親近感を楽しめるのも魅力です。また、名刺代わりにいただける「千社札(せんじゃふだ)」は「福が舞い込む」と言われている縁起物です。

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    夕暮れ時、打ち水がされて涼やかな風が吹き抜ける歌舞練場で、京都ならではの夏の宵のひと時を心ゆくまでお楽しみください。

    「上七軒ビアガーデン」の前後に周辺の夜散策を


    ビアガーデンのお楽しみの前後に、ぜひ夜の上七軒界隈をゆっくりと歩いてみてください。夜の帳(とばり)が下りると、落ち着いた街並みに優しい光がともり、昼間とは一味違う幻想的で風情豊かな表情を見せてくれます。

    そして、上七軒歌舞練場から歩いてすぐの場所にある「北野天満宮」では、いま特別な景色が出迎えてくれます。北野天満宮では古くから、ご祭神である菅原道真公が薨去(こうきょ)されてから50年ごとに「大萬燈祭(だいまんとうさい)」、25年ごとに「半萬燈祭」という重要な式年祭を斎行してきました。

    来年2027年に控える「半萬燈祭」を前に、現在、北野天満宮の東門前には数多くの奉納提灯がずらりと掲げられており、夜間には美しい灯りがともされています。

    暗闇に浮かび上がる提灯の温かい光は圧倒的な美しさで、どこか厳かな雰囲気さえ漂います。

    また、「上七軒ビアガーデン」の開催期間中、この上七軒・北野エリア周辺では他にも様々な夜間イベントやライトアップが企画されています。歴史が息づく京都最古の花街で芸舞妓さんと乾杯し、その余韻に浸りながら提灯の灯る歴史の小道をそぞろ歩く――。そんな極上の京都の夏の夜を、ぜひあなたも体験してみませんか。夜の上七軒界隈は、落ち着いた歴史ある夜の街並みは風情があり散策して楽しいエリアです。

    「上七軒ビアガーデン」期間中に開催される北野天満宮夜間行事・イベント

    ◎御手洗川足つけ燈明神事【北野天満宮】
    北野萬燈会
    2026年8月1日(土)~8月16日(日)
    日没〜20:00(閉門)

    ◎御手洗川足つけ燈明神事
    2026年8月1日(土)~8月16日(日)
    10:00~20:00(受付終了19:40)

    ◎国宝御本殿石の間通り抜け神事
    2026年8月7日(金)~8月11日(火・祝)
    10:00~20:00(受付終了19:40)

    ◎北野夏祭り
    2026年8月7日(金)~8月11日(火・祝) 
       8月14日(金)~16日(日)
    16:00~20:00

    写真提供:北野天満宮

    ※7月18(土)・19日(日)には、13:00~20:00「北野大麦酒会」も開催されます。
    「北野大麦酒会」当日は、夜間に特別ライトアップが開催されます。


    基本情報

    期間 令和8年7月1日(水)~9月5日(土)
    定休日 8月9日を除く日曜日、8月14・15日
    営業時間 午後5時30分~午後10時 2時間制(ラストオーダー30分前)
    午後5時30分/午後6時/午後6時30分/午後8時/午後8時30分
    ご入店時間をお選びください
    ※2名様以上の場合は事前に予約されることをお勧め致します
    料金 最初のセット(生ビール&酒菜) 2,500円(税込)/名
    ※アラカルトメニューをご用意しておりますので、追加でご注文していただけます。
    ※最初のセットの生ビールは他のドリンクへの変更可能です。
    お支払い方法 現金(日本円)または、クレジットカード可。
    所在地 京都市上京区今出川通七本松西入真盛町742
    連絡先 075-461-0148
    アクセス 市バス 上七軒バス停より徒歩約3分
    公式HP ビアガーデン|上七軒歌舞会|公式ウェブサイト


    記事制作協力:上七軒歌舞会


     

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