京都市メディア支援センター

京都の映画文化と歴史

第20回

京都の映画関連イベント

映画100年の歴史を刻む京都では、様々な映画関連イベントが毎年のように行われています。


京都の映画関連イベント
場所:市内各所

■京都国際映画祭
 1997年から隔年開催され2012年に幕を閉じた「京都映画祭」の志を継承し、2014年から新たにスタートしたのが、「京都国際映画祭」です。
その内容は“映画もアートもその他もぜんぶ”をテーマに、映画だけではなく、音楽、絵画、アニメ、ファッション、工芸など、様々なクリエイターが表現できる場を創出する、京都に根差した新たな映画祭で、毎年秋、市内各所で開催されています。歴史ある「牧野省三賞」や、国際的な活躍を期待される俳優を表彰する「三船敏郎賞」などの顕彰事業も行っています。(公式HP:http://kiff.kyoto.jp/)


京都国際映画祭ポスター画像(左:第3回 右:第4回)


■「京都太秦シネマフェスティバル」
かつて"日本のハリウッド"と呼ばれた「映画のまち・太秦」の魅力を再発見するため、毎年秋に行われています。


戦国キャラクター

戦国ファンや幕末ファンを魅了する歴史コンテンツが東映太秦映画村に集結する「太秦上洛まつり」と、子どもたちが映画づくりを体験できる「キッズ・シネマスタジオ」を開催。東映京都撮影所や東映太秦映画村を利用して映画製作のプロを先生役に小学生が映画づくりを体験する「体験!キッズ・シネマスタジオ」は、京都ならではのワークショップとなっています。
将来、日本で、さらに世界で活躍する映画人が輩出される、そんなきっかけになればいいですね。


キッズ・シネマスタジオ

映画都市・京都ではその他にも、「京都国際学生映画祭」、「京まちなか映画祭」、「祗園天幕映画祭」「京都国際インディーズ映画祭」など、たくさんの映画祭や関連イベントが行われています。インターネットで探してみてください。これらのイベントを通じて、京都の映画文化の魅力を体験してみるのも楽しいのではないでしょうか。


column

牧野省三賞は、日本映画の父と呼ばれた牧野省三の遺徳を偲び、日本映画の創造と発展に寄与した後進映画人を表彰する目的で、1958年に「マキノ省三先生顕彰会」によって創設されました。第1回から19回迄は当時開催されていた京都市民映画祭の場で選考・表彰が行われていましたが、1977年に同映画祭が中止となった為、東映太秦映画村がこの行事を継続。そして1999年以降は京都映画祭が、さらに2014年以降は京都国際映画祭がその事業を引継いでいます。歴代受賞者の顔写真が東映太秦映画村の「牧野省三賞」のコーナーに飾られていますので、ぜひ訪ねてみてください。


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