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神泉苑

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神泉苑

所在地/エリア

京都市中京区門前町

説明文

桓武天皇が平安遷都に当たり、大内裏の南の沼地を整備して造営された禁苑(天皇のための庭園)。常に清水が湧き出ることから神泉苑と名付けられた。当時は広大な土地で、平安貴族が舟遊びや狩猟をして楽しんだという。空海が勧請した善女龍王が祀られており、雨乞いの霊地としても知られていた。後白河法皇が100人の白拍子を召して雨乞いの儀式をさせた際、99人の白拍子が神前にて供える舞を舞ったが効果がなく、最後に静御前が舞うとにわかに雨が降り出したという。その時、源義経が静御前を見初めたと伝えられている。池に架かる朱色の法成橋(ほうじょうばし)は、心に願い事をひとつだけ念じながら渡り、善女龍王社にお参りすると願い事が叶うといわれている。


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