京都市左京区大原
寂光院と三千院を結ぶ細い道の脇にある小さな湧き水。建礼門院が京都から寂光院へ移ってきた際、この清水のあたりで日が暮れ、朧月夜(春の季節の月光)によって自分の姿がこの水溜りに映った。そのやつれた姿を見て身の上を嘆いたという話が伝えられている。