伏見区中島鳥羽離宮町7
平安末期に白河天皇が鳥羽離宮(城南離宮)を建てて院政を開始、政治・文化の中心地となった。平家物語の舞台にもなり、当時盛んに行われていた熊野詣の際には天皇・上皇の出発地となり、旅の安全が祈願された。元々は、平安京遷都に際して国常立尊と八千矛神と神功皇后が祀られ、以来都の南方に鎮まり国を守護することから城南宮と仰がれる。