下京区七条御所ノ内本町98番地
平安末期、平清盛の邸宅である西八条第を建てた際、敷地内の鎮守社として紀州熊野の若一王子を祀ったのが始まり。清盛がその後、太政大臣に任ぜられたことで開運出世の神として信仰を集めた。また、御神前に供えられてきた御神水は、古くから銘水として知られ、開運出世の水として持ち帰る人が後を絶たない。社前にあるシンボルの大楠は清盛の手植と伝えられ、西八条第が火災にあっても焼け残った。