京都には、魅力的な博物館や美術館、ギャラリーなど知的好奇心を満たすスポットが沢山あります。日中のみの開館のところが多いですが、中には夜間も開館しているところもあります。ここでは、18:00以降も開館している京都の「ナイトミュージアム」をご紹介致します。京都観光の夕食の前後や、仕事上がりに、「ナイトミュージアム」を是非お楽しみください。※特定曜日・特定日のみ夜間開館している施設もあります。訪れる前に基本情報や各施設の公式HPでご確認ください。
京都国立博物館
写真提供:京都国立博物館

1897(明治30)年に「帝国京都博物館」として開館した、120年以上の歴史を誇る日本屈指の博物館です。
千年の都・京都に伝来した貴重な文化財を中心に、様々な分野の文化財を収蔵・展示しています。
敷地内には、片山東熊(かたやま とうくま)の設計による赤煉瓦造りのフランス・ルネサンス―バロック様式「明治古都館」(重要文化財)と、谷口吉生氏が設計した直線的で近代的な「平成知新館」が共存し、新旧の美しい建築美が大きな特色です。
毎週金曜日に夜8時までの夜間開館(入館は7時30分まで)を実施しています。夜間は幻想的にライトアップされた明治古都館の外観や庭園を散策できる観光スポットとなっています。
基本情報
| 住所 | 京都市東山区茶屋町527 |
| 連絡先 | 075-525-2473(テレホンサービス) |
| 開館時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで)金曜日 9:30~20:00(入館は19:30まで) ※特別展期間中は開館時間が変更されることがあります。 |
| 休館日 | 毎週月曜日※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館。他にも休館日有。 |
| アクセス | 市バス「博物館三十三間堂前」下車徒歩すぐ、京阪電車「七条」駅下車、東へ徒歩7分 |
| 公式 | 京都国立博物館 |
京都国立近代美術館(MoMAK)

1963年に開館し、1967年に現在の名称となった関西初の国立近代美術館です。京都を中心とした西日本の近代美術や工芸の収集に力を注いできた歴史を持ちます。
1986年に完成した現在の建物は、世界的建築家である槇文彦氏が設計しました。花崗岩を用いたモダンな外観が、岡崎公園の歴史ある景観と美しく調和しています。約17,000点の収蔵品には、上村松園《舞仕度》や竹内栖鳳《春雪》などの日本画、岸田劉生らの洋画、富本憲吉や河井寬次郎らの高名な近代工芸が並び、モンドリアンなど海外の抽象絵画もカバーしています。これらは4階のコレクション・ギャラリーにて、年数回展示替えを行いながら順次公開されています。

1階には、観覧券がなくても利用できるミュージアムカフェ「Café de 505(カフェ ド ゴマルゴ)」が併設されています。琵琶湖疏水に面した全面ガラス張りの店内や開放的なテラス席からは、春には美しい桜並木を一望できます。自家製生パスタや、企画展と連動した限定アートメニューが人気です。通常は午後6時で閉店しますが、金曜日の夜間開館時は午後7時まで営業が延長されます。
基本情報
| 住所 | 京都市左京区岡崎円勝寺町26-1 |
| 連絡先 | 075-761-4111(代表) |
| 開館時間 | 通常時間午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) 夜間開館企画展開催中の毎週金曜日は午後8時(入館は午後7時30分)まで |
| 休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝休日に当たる場合は、翌平日が休館)、展示替え期間及び年末・年始 |
| アクセス | 地下鉄東西線「東山」駅下車 1番出口より徒歩約10分、市バス「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩約5分、「東山二条・岡崎公園口」、「東山仁王門」下車徒歩約10分 |
| 付帯設備 | ミュージアムショップやカフェも併設 |
| 公式HP | 京都国立近代美術館 | The National Museum of Modern Art, Kyoto |
細辻伊兵衛美術館
写真提供:細辻伊兵衛美術館
写真提供:細辻伊兵衛美術館
日本最古の綿布商として400年以上続く永樂屋の十四代にわたる当主「細辻伊兵衛」の名を冠した美術館です。主な所蔵品は、江戸から令和まで、各時代の技術を結集して制作された手ぬぐいです。暮らしの中で親しまれてきた手ぬぐいには、時代ごとの文化や世相、染色技術が映し出され、芸術品としてだけでなく、歴史資料としても高い価値があります。当館は、これらの作品を後世へ伝え、展覧会を通じて広く社会に継承・普及するとともに、新たな文化の創造に貢献することを目的に設立されました。1階では、歴代の細辻伊兵衛が発表した手ぬぐいを常時30点以上展示し、2階では、その功績を歴史資料とともに紹介しています。
基本情報
| 所在地 | 京都市中京区室町通三条上ル役行者町368 |
| 連絡先 | 075-256-0077 |
| 開館時間 | 10:00~19:00(入場は18:30まで) |
| 休館日 | なし(臨時休館する場合があり) |
| アクセス | 京都市営地下鉄「烏丸御池」駅4-1出口から、徒歩約3分、市バス「烏丸御池」バス停より徒歩約3分 |
| 公式HP | 細辻伊兵衛美術館 |
美術館「えき」KYOTO

「美術館『えき』KYOTO」は、1997年の京都駅ビル開業時にジェイアール京都伊勢丹7階に誕生した企画展中心の美術館です。駅直結という抜群の利便性を活かし、買い物客や観光客が気軽に本物の芸術に触れられる「文化の受発信基地」として親しまれています。絵画や写真、アニメ、伝統工芸など多彩なジャンルの展覧会を年間7〜8回開催。入館締切は19時と、夕食前やお仕事帰りなど日常の延長線上でアートを楽しんでいただけます。また、展覧会会期中にはギャラリートークや、ゲストを招いたナイトミュージアムなども開催しています。
基本情報
| 所在地 | 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 7階隣接 |
| 連絡先 | 075-352-1111 |
| 開館時間 | 10:00~19:30 入館締切閉館30分前 |
| 休館日 | ジェイアール京都伊勢丹の休業日および展覧会準備日 |
| アクセス | 各線「京都駅」下車 京都駅ビル内、バス各線「京都駅前」バス停下車徒歩すぐ |
| 公式HP | 美術館「えき」KYOTO |
京都dddギャラリー・DNP京都太秦文化遺産ギャラリー
京都dddギャラリーは、烏丸四条にある複合施設「COCON烏丸」3階にある、グラフィックデザインとグラフィックアートを専門とするギャラリーです。1991年に大日本印刷が大阪で開設した「ddd」を前身とし、太秦への移転を経て、2022年7月に現在の四条烏丸へと移転リニューアルしました。
公益財団法人DNP文化振興財団が運営しており、入場料は無料です。ポスターや書籍、タイポグラフィなど国内外の優れた作品を紹介する企画展を年5〜6回開催しています。第一線で活躍するデザイナーのトークイベントやワークショップも実施され、デザインの未来を模索し、交流を深める拠点となっています。

また、DNP大日本印刷の文化遺産の保存と継承をテーマにした「DNP京都太秦文化遺産ギャラリー」が併設されています。最新のデジタル技術を駆使して有形・無形の文化遺産を紹介しています。特に、日本画の細部まで忠実に再現された高精細複製「伝匠美Ⓡ(でんしょうび)」が展示されており、伝統と技術の融合を体感することができます。

基本情報
| 所在地 | 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸 3F |
| 連絡先 | TEL075-585-5370 |
| 開館時間 | 平日 11:00~19:00、土日祝 11:00~18:00 |
| 休館日 | 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)、展示替え期間 |
| アクセス | 市バス「四条烏丸」バス停 下車すぐ、市営地下鉄烏丸線「 四条」駅 2番出口直結、阪急電車京都線「 烏丸」駅 23番・25番出口 |
| 京都dddギャラリー公式HP | 京都dddギャラリー |
| DNP京都太秦文化遺産ギャラリー公式HP | DNP 京都太秦文化遺産ギャラリー |
チームラボ バイオヴォルテックス 京都 -大成建設
2025年10月に京都駅八条口から徒歩約7分の場所にオープンした、延べ床面積約10,000㎡を誇るチームラボの国内最大規模のアートミュージアムです。開館からわずか9ヶ月で来館者数100万人を突破し、京都の新たな観光スポットとなっています。館内には日本初公開の新作を含む50点以上の最先端デジタルテクノロジーを活用したアートが広がっており、全エリアを巡るには3〜4時間かかるほどのスケールを誇ります。
夜21時まで開館しており、暗闇の中に浮かび上がる幻想的な光や、鑑賞者の動きに連動してリアルタイムに変化する渦(ヴォルテックス)の作品などにより、没入感を五感で堪能できます。
チームラボ《変容する連続体》© チームラボ
チームラボ《生と回帰の無常の抽象 - 呼応》© チームラボ
外観『チームラボ バイオヴォルテックス 京都 - 大成建設』©︎ チームラボ
基本情報
| 施設名称 | チームラボ バイオヴォルテックス 京都 - 大成建設 |
| 所在地 | 京都市南区東九条東岩本町21-5 |
| 連絡先 | 075-634-3923(10:00 - 18:00) |
| 営業時間 | 9:00 - 21:00 (最終入館 19:30) |
| 休館日 | 公式HPでご確認ください。 |
| アクセス | 「京都駅」 八条東口 から徒歩約7分。京阪「七条駅」から徒歩約11分 |
| 公式HP | https://www.teamlab.art/jp/e/kyoto/ |
記事制作:京都市観光協会誘致事業課「朝観光・夜観光」担当
制作協力:京都国立博物館、京都国立近代美術館、細辻伊兵衛美術館、美術館「えき」KYOTO、京都dddギャラリー・DNP京都太秦文化遺産ギャラリー、チームラボ バイオヴォルテックス 京都 -大成建設