西光寺<右京区>
浄土宗の開祖法然上人のご遺骸を、約8ヶ月間お護りした寺院。
嘉禄3年(1227年)に、念仏の教えの広まりに反対した僧侶たちが、大谷(現知恩院)の法然上人のお墓を破壊し、ご遺骸を鴨川に流す計画をした。その企てを知ったお弟子が、奥嵯峨の二尊院にご遺骸を移して、お隠しした。しかしすぐに知れたので、密かに当寺にお移しした。そして、西光寺開祖の来迎房圓空が、翌年の1月25日までご遺骸をお護りした。その後ご遺骸は、京都の西山の粟生野で、荼毘(火葬)に伏された。毎年1月24日の夜に、この嘉禄の法難に因んで、西光寺から長岡京市の光明寺までの念仏行脚が行なわれている。西光寺のご本尊は阿弥陀如来坐像。平安時代初期の作品で、頭部と胴体部は,檜の一材から彫刻し、国の重要文化財に指定されている。
※拝観は要予約
基本情報
正式名称 | 西光寺<右京区> |
---|---|
よみがな | さいこうじ |
通称名称 | - |
よみがな | - |
住所・所在地 | 京都市右京区太秦多藪町30 |
アクセス | 京福嵐山線「太秦広隆寺」駅下車、徒歩10分 京都バス61・62・63・65・71・72・73・75 「太秦開町」下車、 徒歩5分 JR嵯峨野線「太秦」駅下車、徒歩15分 |
開催日時 | - |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 不定休 |
TEL | 075-861-0985 |
ホームページ | http://saikouji.biz |
この情報を共有する
-
Twitterでシェア
-
Facebookでシェア
-
LINEで送る
URLをコピー