2019年11月11日(月)
京都在住のライターがおすすめする「京都の夜」2019年11月号
京都観光の締めくくりは深夜まで開いている「銭湯」へ
現在、京都府内では117軒の銭湯が営業しています。地元の人が集う場に入れてもらうことで、名所を訪れるときとはまた違った京都を感じられるはずです。深夜まで開いている銭湯も多く、京都観光や1日の締めくくりにもぴったり!今回は、身体を洗ってさっぱりするだけではない、また別の楽しさも感じられる銭湯を3つ紹介します。京都市内の銭湯といえば、まず挙がるのが「船岡温泉」。大徳寺や今宮神社にもほど近く、脱衣所の天井には鞍馬天狗や牛若丸の彫刻が見られるなど、空間としての魅力もたっぷりです。「柳湯」は平安神宮の近く、三条通花見小路を一筋上がったところにある銭湯。町家風の建物に加えて注目してもらいたいのが、モザイクタイルで描かれた平安神宮。最後は二条城や晴明神社から徒歩圏内のところにある「長者湯」。男湯入口には金閣寺、女湯入口には清水寺のタイル絵と、こちらも京都らしさを感じられる見どころが用意されています。
銭湯の入湯料は450円。ワンコインでアトラクション並みのワクワクが味わえます!行く際は、石鹸やタオルなどお忘れなく(番台で購入することも可能)。10/26〜11/26までは豪華商品が当たるかも?なスタンプラリーキャンペーンも開催中。ぜひこの機会に訪れてみては。
【プロフィール】
江角悠子(えずみゆうこ)
京都在住のフリーライター、ときどき大学講師。書籍・雑誌・Webの京都特集で記事を執筆している。
※2019年11月現在の情報になります。掲載内容に変更の場合もありますので、事前にご確認ください。