2022年12月26日(月)
【イベント情報】黄檗山萬福寺「黄檗ランタンフェスティバル」
この冬、隠元禅師350年大遠諱の記念催事の一環として「黄檗ランタンフェスティバル」が開催されています。境内は中国から運ばれた大きなランタンが設置され、鮮やかに彩られています。約30か所に設置されたランタンは、見るだけでなく触れて楽しめる仕掛けもあり大人から子供まで楽しめます。
他では見ることのできない、異国情緒たっぷりの幻想的で美しい夜観光を楽しみませんか?
境内を彩る色とりどりのランタン
総門をくぐるとまず目に飛び込んでくるのは、大小たくさんのランタンが頭上を彩る作品「一心同体」。大きなランタンは世界を、小さなランタンは個人を表し、光と力を集めた人々が輝く社会をつくると表現されています。
その近くには「神聖な蓮池」をテーマにした作品があります。蓮は「泥より出でて泥に染まらず」と言われ仏教を象徴する花とされています。
隠元禅師にまつわる作品も
こちらは「隠元禅師渡来」という作品です。隠元禅師が海を渡り、中国から日本へ渡来されたことを表しています。

隠元禅師が日本に伝えた様々な文化の一つ「煎茶」を表している作品「隠元禅師の茶器」。萬福寺ならではの、隠元禅師にまつわるランタンを見ることができます。
見て・触れて作品と一体になって楽しめる
境内に設置された様々なランタン作品には、見るだけでなく触れて楽しめるものや、作品と一体になって楽しめるものもあります。
「幸福満載」という作品は、舞台に立ち両手を開く「十」の姿と後ろのオブジェで「福」を表す縁起の良い作品です。フォトスポットとしてもおススメです。
さらに、音符の周りの明りを踏むと音がなる仕掛けがあり、見るだけでなく作品と一体になって楽しめるものも。
こちら「麒麟瑞獣(きりんずいじゅう)」は、他とは違って色とりどりの小瓶で作られているため、中の光が反射し美しく輝いています。ぜひ近くで見てください。

昼間とは違う幻想的な夜の境内を拝観
萬福寺の本堂「大雄寶殿(だいおうほうでん)」や、黄檗宗の特徴的な伽藍「天王殿」も開いているため、ランタンに彩られた回廊を歩きながら、本尊の釈迦如来像をはじめ、十八羅漢像や弥勒菩薩(布袋)坐像などを夜間拝観できます。
萬福寺のシンボル、木魚の原型とされる「開梛(かいぱん)」もライトアップ。
温かい屋台フードも楽しめる
境内には、点心や汁物・中華スイーツなどの屋台もあります。
中国福建省の家庭料理「魚団子」は魚のすり身にお肉が入った団子のスープ。ほっとする優しいお味です。

ハリネズミの形をした可愛い点心も。温かい屋台フードを楽しめます。

限定ご朱印の授与やお土産も
夜をイメージした期間限定のご朱印や、萬福寺オリジナルのお土産も。ぜひ旅の思い出にいかがでしょうか。
「開梛(かいぱん)」の別名「魚梆(ぎょほう)」が印された、ランタンフェスティバル限定のご朱印

動物性のたんぱく質を使用せず薬膳と精進料理を合わせた「薬禅まんぷく寺カレー」はお土産にも◎

さらに、1月には琉球国祭り太鼓「沖縄エイサー」のステージも同時開催されます。
〈開催日時〉
・2023年1月14日(土) ①18:00/②19:30
・2023年1月28日(土) ①18:00/②19:30
他にも、紹介しきれなかった見ごたえのあるランタン作品やお楽しみがたくさんあります。
1月31日までの期間限定。異国情緒あふれる夜観光を楽しみませんか?
イベント情報
黄檗ランタンフェスティバル【住所】京都府宇治市五ケ庄三番割34
【開催日】2022年10月28日(金)~2023年1月31日(火)
【時間】17:30~21:00(最終受付20:30)
【料金】前売券 大人2,200円、中高生900円
当日券 大人2,500円、中高生1,000円
(小学生以下無料)
★1月20日より使用できる「春節お年玉クーポン」も!
大人1,000円引、中高生400円引になります。
詳しくはイベントHPをご覧ください。
【アクセス】JR奈良線「黄檗」駅下車 徒歩約5分
京阪宇治線「黄檗」駅下車 徒歩約5分
【お問合せ】黄檗山萬福寺 TEL:0774-32-3900