夜観光のススメ

2021年12月23日(木)

夜観光

京都市ビジターズホストがおススメする 高台寺「冬の夜の茶会 夜咄(よばなし)」

京都で夜のお出かけ楽しみませんか?
冬は日が暮れるのが早く、お出かけも早めに切り上げなくてはと思っていませんか。
実はこの時期だからこそのお楽しみがあります。それが、「夜咄(よばなし)」。
夜咄は夜のお話会!?ではなく、冬至に近い頃から立春までの間、夕暮れから行われる茶事のことです。
懐石、濃茶、薄茶でもてなす正式な茶会にも季節や時間によっていろいろな種類があります。
冬は日没が早くなりますが、それなら日暮れからお茶を楽しもうというわけです。



京都東山にある、豊臣秀吉を弔うために秀吉の正室・北政所ねねが創建した、名刹・高台寺。
こちらでは毎年1月から3月の金、土、日曜日限定で、気軽に夜咄の雰囲気を楽しめる夜の茶会が開催されています。
正式な茶会はトータル4時間以上にもなりますが、湖月庵での薄茶と境内の拝観の後に夕食をいただく約3時間程度の茶会になります。


幻想的な茶席
ロウソクの灯りだけで催す、幻想的な茶席です。
お茶を習っている方の中でもなかなか開催されることの少ない貴重な夜の茶会「夜咄」。
ロウソクの明るさの中では暗いからこそ感覚が研ぎ澄まされ、日常生活では感じることのできない普段とは違う特別な体験ができます。




ライトアップした境内を貸切拝観
次に、茶会のお客様のみで、ライトアップされた境内を貸切で拝観できます。
境内をスタッフの方にご案内いただきながら、じっくりと見学できる贅沢な時間です。
千利休好みと言われる傘亭や茶室にしては珍しい二階建ての時雨亭は、境内数あるお茶室の中でも重要文化財に指定されていて必見です。
そこから下りのルートで通る竹林は私のお気に入りポイント。ここを抜けると安土桃山時代、ねねの世界から現世に戻ってきたような気分になります。




冷えた身体を温めるお食事
最後に、お食事処の高台寺塔頭圓徳院山内の「高台寺羽柴」で「京ゆば料理」を頂きます。




初心者でも安心。
どうしても「茶会」というとかしこまったイメージがあり、お作法などそわそわしてしまいますが、皆様ご安心ください。
お茶を嗜んだことのない初心者の私ですが、外国のお客様から、何度も茶会に足を運んでいる方まで、あらゆる方々をもてなしてこられた高台寺のスタッフに、必要に応じて助けてもらえて、安心して参加できました。
服装は、ジーンズなど座りにくいズボンや、境内の階段や坂道を歩きにくい靴以外であれば大丈夫です、と高台寺の田中事務長にもアドバイス頂きました。
寒さの厳しい時期なので、特に足元から温かい服装で行きたいですね。

夜までめいっぱい京都を満喫したい方や、久しぶりにお茶を楽しみたい方など、どなたにもおすすめできる高台寺「夜咄」。
この冬、夜のお出かけを楽しみませんか?


※詳細・お申込みはこちらから

 

内容

【期間】2023年1月13日(金)~3月5日(日)の金・土・日
 ※設定日はお申込みフォームにてご確認ください
【時間】17:00~17:30受付 / 所要約3時間
 ※参加ご希望の2日前の16:00までにご予約下さい。
【お申込み】WEB:お申込みフォーム
      電話:高台寺 075-561-9966
【料金】お一人 8,000円
 ※Webでご予約の場合は事前クレジットカード決済となります。
【人数】Web予約 各席30名(各日80名まで)
 ※先着順でのご案内となります。
【開催場所】高台寺
★例年3月になると込み合いますので、1月2月の早めの予約がおすすめです。

 

基本情報

高台寺
・京都駅より市バス206系統「東山安井」下車 徒歩約5分
・京都駅よりJR奈良線「東福寺」駅(乗換)京阪電車「祇園四条駅」下車 徒歩約15分

 

ライター紹介

 
吉田 美佳
京都生まれ、京都育ち、京都在住の京おんな。大好きな地元のおきにいりを世界中に紹介するべく、2017年より京都市ビジターズホストとして活動中。
お気に入りの場所は哲学の道。学生時代6年間毎日通った、青春の思い出の場所。
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