松原道祖神社

当神社は、平安時代から鎮座していたとされ、『今昔物語集』巻第20には「五条ノ道祖神」、『宇治拾遺物語』巻1には「五条の斎」として記載される。神社のすぐ北を通る松原通は、平安時代の五条大路にあたり、清水寺への参詣道としてもにぎわった。そのため、道路や旅行の神として信仰を集めた。
現在は、猿田彦命と天鈿女命を祀っており、道の神(旅の守護神)・塞の神(厄災を塞ぐ神)・夫婦円満(家内安全)・縁結び(子孫繁栄)・商売繁盛などの神として信仰を集めている。5月には春の大祭、11月にはお火焚祭を挙行している。
京都市

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