鱧祭

鱧祭
はもまつり

祇園祭の別名。鱧の旬は、ちょうど梅雨の終わりの祇園祭の頃である事から、京都では祇園祭のことを別名で鱧祭と呼ぶほど、涼やかな器に盛られた鱧の薄造りやお吸い物の鱧落としは京都の夏の風物詩です。また、胡瓜(きゅうり)を切った断面が八坂神社の神紋に似ていることから、祇園祭の期間中祭事関係者は胡瓜を口にしないといわれていますが、一品料理に鱧と胡瓜を酢で和えた「はもきゅう」という季節の「出会いもの」もあります。

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