和 本

和 本
わほん

製本技術は書物とともに中国から伝わり、奈良時代(8世紀)には経典を巻物に仕立てる経師(きょうじ)という職人が現れました。こうした巻物や折帖(おりちょう)から、綴本(つづりぼん)冊子という使いやすい形に変化したのが、日本独自の和本(わほん)です。経済・文化・宗教の中心地であった京都は、古くから製本技術の中心地でした。現在京都の和本は、寺社の宝物文書や古典の復刻、経文(きょうもん)、日本の伝統的文化・芸術に関する書物など特殊な装丁をするものに多く使われ、高い評価を受けています。

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