真田紐

真田紐
さなだひも

真田紐(さなだひも)とは、京指物(きょうさしもの)の桐箱(きりばこ)などにかけられた紐のことです。かつては刀の下げ緒(さげお)や柄紐(つかひも)に使われていました。自然の草木で染めた糸を使って、織物を織る手法で美しい模様がつくりだされます。栗の皮で茶色、くちなしの実で黄色、紅花(べにばな)の花で赤、紫根(しこん)で紫など、使われる草木は約70種類にものぼります。長い歴史を誇る最小の小巾織物で、くみひもとはまたちがった味わいのある京都ならではの工芸技術といえるでしょう。

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