工芸菓子

工芸菓子
こうげいがし

奈良時代(8世紀)に遣唐使が伝えた唐菓子(からがし)が、今の和菓子のもとになっています。平安時代(8末~12世紀)には朝廷の祭事に供える菓子の職人があらわれ、これが京菓子のはじまりです。御所に納める菓子は「有職菓子(ゆうそくがし)」として発展し、さらに茶道の流行で一般に広まります。現在の工芸菓子は、季節の風物が美しい形と色で表現された、京都らしい洗練された工芸品で、粉砂糖と寒梅粉(かんばいこ)(もち米から作った粉)を合わせたものに色素と水を加えてこねた生地で、花びらなどの形がつくられます。

「京の用語集」一覧に戻る