京 弓

京 弓
きょうゆみ

京都の弓づくりは室町時代(14~16世紀)に始まり、都を守る象徴としての飾り弓を中心に発展しました。明治以前には弓座(ゆみざ)をつくり、全国各藩の需要に応えていました。現在も宮中や伊勢神宮の御神宝(ごしんぽう)がつくられていますが、生産の中心は弓道に使われる稽古弓へと変化しました。材料は真竹(まだけ)で、側木(そくぎ)はハゼの木、それを鹿の皮を煮詰めたニベという接着剤で張り合せます。竹の処理は非常にていねいで、高級品になると12~3年もかけて行われます。また、漆塗り、蒔絵などで飾られた弓もあります。

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