犬矢来

犬矢来
いぬやらい

道路に面した町家の格子窓や土壁の下部を囲う竹矢来。長さ1m余の割り竹をそろえ、膨らみを持たせて斜めに立て掛け、両端もふさいである。役割は垣根と同じだが、見栄えは、やはり柔を尊ぶ京風で、犬の‘失敬’も許さないから犬矢来。市内随所に見られ、京の町並の代表的な点景のひとつとなっている。

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