京無地染(浸染)

京無地染(浸染)
きょうむじぞめ(しんせん)

京都の浸染(しんせん)は紅染(べにぞめ)、黒染(くろぞめ)、茶染(ちゃぞめ)と分業されていましたが、このうちの茶染(ちゃぞめ)が今日の浸染のもとになるものです。茶の葉などを用いた草木染めからはじまって、茶染師(ちゃぞめし)が各種の植物染料の組み合わせ技法を開発し、各種の色による無地染(むじぞめ)を完成させていきました。明治後期には、英国から化学染料の技術が導入されて、自由に美しい色合いを表現するようになりました。浸染は堅牢(けんろう)で、浸染ならではの豊かな深みのある色合いが特色です。

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