京版画

京版画
きょうはんが

版画の技法は奈良時代(8世紀)に中国から伝わり、摺仏(すりぶつ)、摺経(すりきょう)など仏教の広がりとともに発展しました。その後京都の版画は、出版文化と強く結びついていきます。とくに江戸時代(17~19世紀)は仮名草子(かなぞうし)、浮世草子(うきよぞうし)の挿絵に版画絵師が活躍し、江戸にも名をとどろかせました。井原西鶴の「絵本好色一代男」の挿絵は、京都の版画絵師、吉田半兵衛の作です。また扇面や団扇、さらに明治以降は日本画の木版本としても京版画の技術は高く評価されました。京都画派の木版本はその代表的なもので、海外にも紹介されています。

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