京刃物(利器工具)

京刃物(利器工具)
きょうはもの(りきこうぐ)

平安建都(794年)にともなって優秀な鍛冶師が奈良から移り住み、京刃物の歴史が始まりました。伏見周辺の土、鳴滝(なるたき)の砥石(といし)、丹波の炭、山陰の砂鉄、さらに良質の水にも恵まれて、京都は全国を代表する刃物の産地となりました。様々な工芸、料理、華道などの文化が花開いた京都において、京刃物は主としてそうした専門的な用途に使われる道具として発展しました。現在も各分野のプロからの特殊な要求に応えられる、優れた鍛冶師の技術がこうした文化を支えています。

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