京漆器

京漆器
きょうしっき

漆器は英語で「ジャパン」といい、日本の工芸品の代表格といえます。堅牢(けんろう)でしかも美しく肌ざわりのよい漆は、生活用具や装飾品の塗料として理想的で、もともとは中国から伝えられました。平安時代(8末~12世紀)の宮廷の漆器生産にはじまる京漆器は、貴族好みの瀟洒な仕上がりを伝統としています。室町時代(14~16世紀)には茶道の影響を受けた「東山時代物」といわれる名品が多くつくられました。塗りや加飾に様々な技法があり、真塗(しんぬ)りや華麗な蒔絵などが京漆器の代表となっています。

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