平家物語

平家物語
へいけものがたり

鎌倉初期の軍記物語。中世文学の代表作品。冒頭の「祇園精舎の鐘の声」で有名。成立年代・作者とも不詳。治承・寿永年間(1177~85)の源平動乱と仏教的無常観を基底に、平家滅亡を叙事詩的に描く。平曲として琵琶法師によって語られ、流布した。平清盛の母祇園女御の住んだ祇園から始まり、清盛が栄華を極めた六波羅、俊寛らが謀議した鹿ケ谷、小督局(こごうのつぼね)や祇王の住んだ嵯峨野、源頼政・以仁王(もちひとおう)が戦死した宇治川、建礼門院の隠棲地大原など、京都を中心に多くの舞台を生んだ。

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