徒然草

徒然草
つれづれぐさ

吉田兼好の随筆。成立は、元徳2年(1330)から翌元弘元年にかけて書かれたとする説と、在俗時代に起筆し、元徳2年から元弘元年にかけて仕上げられた、20年前後にわたる作とする説とがある。「つれづれなるまゝに日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書つくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」の有名な序段で始まる。仁和寺の法師が、余興に足鼎(あしがなえ)を被って踊ったが、鼎がとれなくなり、無理にとったところ耳鼻が欠けてしまった話や亀山殿の池に大井川(大堰川)の水を引きこもうとして、大井川沿いの住民に水車をつくらせたところ、どうしてもまわらない。そこで水車の名所である宇治の里人(さとびと)につくらせたところうまくまわった話などが載っている。

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