更級日記

更級日記
さらしなにっき

菅原孝標女が書いた日記。1巻。康平2年(1059)の夫の没後成立。作者が50歳を過ぎてから、少女の頃からの追憶をたどって書いたもの。日記名は、記中の「月もいででやみに暮れたるをばすてになにとてこよひたづねきつらむ」による。13歳の時父の任国上総から上京、「三条の宮の西なる所」に着き、物語を求める作者は「親の太秦(うずまさ)に籠り給へるにも」ただ物語をみせ給へと祈る。多感な少女時代から、都の生活、宮仕え、結婚、晩年に至るまでの回想を描く。

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