帰郷

帰郷
ききょう

第二次大戦後の文明を批評した大仏次郎の長編小説。昭和23年新聞に連載。他人の罪をきて国外追放された元海軍軍人守屋恭吾が戦後帰国、破壊された伝統や失われた人情に絶望し、再び日本を去るまでを描く。荒廃した日本で恭吾は、20年ぶりに娘と再会し、金閣寺・苔寺や京の町々の通りに、のこされていた日本の心をみる。この作品によって京都の文化評価が定着したともいわれる。

「京の用語集」一覧に戻る