京 瓦

京 瓦
きょうがわら

6世紀末に大陸から日本に伝わった瓦は、寺院建築を中心に独自の発展を遂げました。京都には平安建都(けんと)(794年)とともに伝わり、その後長い間、京都は瓦の一大産地として栄えました。第二次世界大戦以後は、特殊な手づくりの瓦を中心に生産しています。京瓦の種類は700種にものぼっており、寺院や神社、数寄屋から一般の町家まで幅広く使われています。いずれも伝統の形ばかりで、屋根全体を覆う地瓦(じかわら)より、鬼瓦(おにがわら)、軒瓦(のきがわら)、ケラバ瓦などが中心となっています。丈夫で、いぶし銀のように美しい輝きを持つ手づくりならではの風合いが、京瓦の特色です。

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