京唐紙

京唐紙
きょうからかみ

唐紙(からかみ)とは、もとは唐(とう)から伝わった細工紙(さいくがみ)のことでしたが、中国製の模様紙(もようがみ)を貼った建具(たてぐ)が使われはじめた平安時代(8末~12世紀)からは、その襖(ふすま)紙を指すようになりました。江戸時代(17~19世紀)には、岩絵具(いわえのぐ)と糊(のり)を混ぜた絵具を使い、木版であでやかな色模様を摺(す)り出す唐紙(からかみ)が急速に発展しました。バレンを使わず直接手のひらで摺(す)ることによる、味わい深い仕上がりが特徴です。神社仏閣や茶室など数寄屋(すきや)建築に多く使われる、京の都ならではの華麗な工芸品です。

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